私の小学生時代なんでもう40年くらい前になるのかな?
駄菓子屋の店先に赤い玩具の自販機が設置されていたんですよね。
その自販機は100円を2枚投入してレバーを下に下げると箱に入った商品が出てくるというモノなんですが、当時の小学生には200円なんて大金でそんな自販機で頻繁に買い物なんて出来る訳じゃないので、その自販機は子供ながら神々しいモノでした。
この自販機は何が出るのかは?出てのお楽しみで、自販機には魅力的な商品(当たり)が飾られていたりして子供達の射幸心を煽って来るんですよ!
そんな私にもこの自販機で買い物する時が訪れます。100円玉が飲まれないように慎重に大金(200円)を投入、レバーを下げると、ガチャン!とした音と共に宝箱が落ちてきました。
商品取り出し口から小箱を取り出し中から出してみると、畳まれたホッカイロみたいなビニールで包まれた商品。
そんな商品の説明を読んでみて遊びます。
地面にその商品を置いて、踏みつけると、ビニールがみるみる膨らんできて、爆発!中から泡みたいなのが出てきて終了、、、
大金で買った宝物が一瞬にして水と泡となり、儚く消えてゆく切なさ(涙)を小学生ながら感じました。
そんな純粋な子供の想いを一瞬にしてぶち壊す商品なんかを販売していた自販機の名前はコスモス
コスモスは当時めちゃくちゃ流行ったビックリマンチョコのシールのパチもん(偽物)も作って販売していたんですよね。
シール自体のデザインはまんまパクリで本家に比べると印刷、質が雑いのであからさまに偽物ってわかるんですが、シールの台紙の裏面に書かれているロッテのロゴが、
ロッチになっているという、一応パチモン作っていると認識はあったんでしょうね(笑)
今考えると完全にアウト!なんですが、当時ももちろん完全にアウト!
このパチモンビックリマンシール騒動の後、私が中学生になるタイミングくらいでコスモス自販機の販売はフェイドアウトしていきました。

実家の柱に貼られているコスモスのパチモンビックリマンシール(ロッチVer)
シールの余白の部分のサイズが違うのわかります?この辺りの質がパチモンなんですよね。
インチキ自販機コスモスのステッカーを作る
なかなか鮮明なロゴのデータがなくて、ガビガビの画像をイラレのペンツールでトレースして描きました。
トレースしたパスをイラレのスムーズツールって言うのかな?パスをスムーズツールでなぞるとパスが滑らかになるので調整。出来たパスデータをカッティングマシンでカット。
最近、アイロンシートをカットする事が多かったので、カットの設定が鏡面(反転)になっていたので忘れずに正転に戻しておきます。

カットできたカッティングシートの不要な部分を手作業でカストリ。
細かいデザインのカストリは大変なんですが、コスモスは超イージーです。
転写するためのアプリケーションシートを貼り付けました。これでコスモスステッカーの完成です。
あとはこのインチキステッカーをどこに貼るかなんですけど?どこかインチキ臭い場所にでも貼りたいと思います。
カッティングマシン、私にとって最高なオモチャです。
イラレなくてもカッティングマシン付属のソフト、フリーのInkscape(インクスケープ)なんかでもカットデータを作成できます。
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