先日、ブレーキフルード交換の記事でホンダGROMの右シュラウドの取り外し方を説明しましたが、今回はUSB・シガーソケット電源を取り付けたいので左シュラウドを外していきます。
左シュラウドの取り外し方
右シュラウドを取り外すのとほとんど同じなんですが、左シュラウドの方が外すネジ等が少ないので楽です。
左シュラウドを外すには、
- ネジ4本
- プッシュリペット1本
を外す必要があります。
フロントフォーク側のネジ1本、プッシュリペット1本。
プッシュリペットは真ん中のピンを押し込む事で取り外す事が出来ます。
シートを外した中のネジ2本。
写真の位置のネジ1本。
シュラウドの爪が折れやすいので注意
右シュラウドの取り外しの際にも説明しましたが、
シュラウドには爪があるので、取り外す際は上に持ち上げながら取り外します。
爪の存在に気づかず、パワープレイで行くと、爪が折れます。
一度でもシュラウドを外せばわかるのですが、初見でシュラウドの爪を折る方が非常に多いです。
左シュラウドを外した所にある電源カプラーから電源を取り出します
左シュラウドが外れたら、電源のカプラーが有ります。ビニールテープでグルグルに巻かれてます。
ビニールテープを剥がすと、キャップのついたカプラーが現れます。
キャップを外すには少しコツがあって、写真の赤枠部分を矢印の方向へ引くと簡単に外す事が出来ました。これに気づくのに少し時間がかかってしまいました。
カプラーのキャップが外れたら、カプラーからACC電源を取る事が出来るので、カプラーにキジマから発売されているホンダACC分岐ハーネスキットを接続します。
先ほど取り外したキャップを分岐ハーネスのカプラーにはめます。
はめ込んだカプラー部分をビニールテープを巻きつけてます。
シガーソケット、USB電源ポートバイク用を用意したので、分岐ハーネスと接続します。
と思ったら、電源ポートがクワ型端子、分岐ハーネスがギボシ端子となっているので、このままでは接続できないので、電源ポート側のクワ型をギボシ端子に替えます。
ギボシ端子加工
今回、ギボシ端子(エーモン)を用意したんですが、キジマのホンダACC分岐ハーネスキットの中に1セット(オス・メス)付属してました。
電工ペンチで、電源ポートのクワ型と余分な電線コードをカットし、電線にギボシ端子のキャップを通して、電線の被覆を剥きます。被覆を剥くのはほんの少しで良くて多くても5mm位でしょうかね?
電工ペンチでギボシ端子を圧着します。圧着箇所は被覆を剥いた銅線と被覆部分の2箇所です。
電工ペンチでの端子と銅線の圧着には2.0、被覆への圧着に5.5の部分を使いました。
分岐ハーネス付属のギボシ端子の精度がイマイチで被覆の圧着部分が開いているので、1度軽く閉じないと電工ペンチの圧着部分に入らなかったです。
ギボシ端子の取り付け方のまとめ
- コードにギボシ端子のキャップを入れる(オス短い・メス長く筒状)
- 被覆を剥く
- 端子を銅線に圧着
- 端子を被覆部に圧着
- 端子にキャップを被せる
メスも同じ様に作業し、オス・メスとギボシ端子を取り付ける事が出来ました。
ギボシ端子同士を接続します。オスの溝にメスの出っ張りがハマる様、しっかりとメスにオスを押し込みます。溝がハマるとカチっと感覚があるのでわかると思います。分岐ハーネス付属のギボシ端子はハメにくかったですが、、
GROMに電源ポートを取り付けました
電源コードが接続できたので、コードを結束バンドなんかで車体に取り回し、ハンドルを左右に切った際にコードが引っ張られないか確認します。
バイク用の電源ポートなので、ハンドル取り付けクランプが付属してたので、ハンドル部分に電源ポートを取り付けました。分かりづらいですが、シガーソケットを差してみた所、給電ランプが点灯したの大丈夫でしょう。
カーナビ用のクランプでカーナビをGROMに取り付けてみました。
カーナビもついた事ですし、何処かにプチツーリングに行ってきますかね?スマホの充電もできますし(笑)
今回使用した工具・道具
- プラスドライバー#2
- 電工ペンチ
- マルチツール(ハサミ)
- ビニールテープ
- 結束バンド
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