前に書いた記事で作った玉子焼きサンドに続き、大阪ソウルフードの肉吸いを作りました。
肉吸いの薬味として欠かせない青ネギ小口切りを用意します
肉吸いの薬味として欠かせないのが青ネギを小口切りにして用意しておきます。
青ネギの入ってない肉吸いは私からすれば肉吸いと呼べるものではないので、必ず青ネギは用意します。
大阪人の薬味のネギは必ず青ネギとなります。
私は東京に10年以上住んでいたので白ネギでも抵抗はないんですが、肉吸いには絶対に青ネギですね。
昆布、鰹節でダシを取ります
普段はめんつゆなんかを使い横着している私なんですが、肉吸いを作る時は必ず、昆布と鰹節からダシを取ります。
昆布は鍋に火をかける30分―1時間前から水につけておきます。
鍋に火を入れて沸騰直前に昆布を取り出し、鰹節を入れます。
鰹節の量は水1リットルに対して30g位は入れたいですね。
鰹節を入れてから10分以上、沸騰するかしないかの火加減で煮ます。
繊細なダシを取る方法ではないんですが、安もんの鰹節から最大限ダシを搾り取ります(笑)
鰹節、昆布で取ったダシが出来ました。
ダシに味を入れます
肉吸いには必ず薄口しょうゆを使います。北海道ではあまり薄口しょうゆの需要がないのか?写真の薄口しょうゆしかスーパーに置いてませんでした。陳列すらないスーパーもあるくらいです。
ダシ1リットルに対して、今回は薄口しょうゆをおたま一杯、みりんをおたま半分くらい、砂糖大さじ1杯くらいかな?
男の料理なんで量をきちんと計ってません(笑)
ちょっとずつ調味料を足しながらエエ塩梅の味を探してみてください。
飲食店で提供するならば味がぶれないようにきちんと計測しますけどね。
肉吸いのベースとなる汁(スープ)が出来ました。
牛バラ切り落とし肉を入れます
北海道では肉吸い用に調子のエエ牛肉があまり売っておらず、今回はオーストラリア産の牛バラ切り落としを使いました。
用意出来れば国産の牛バラ切り落としを使う方が肉が柔らかいです。
なんか、薄口しょうゆといい、牛バラとなかなか北海道は肉吸いを作るには難しい環境ですね。
汁(スープ)に牛バラ切り落としを投入!
煮るとアクが出てきますのでアクをなるべく綺麗に取り除きます。
豆腐、卵を入れて肉吸いの完成
もう肉吸いは出来てるのですが、大阪でもよく入っているさいの目に切った豆腐、卵を入れひと煮立ちさせて卵が半熟状態になれば肉吸いの完成です。
器に盛り小口切りにした青ネギを振ります。
好みで七味なんか振りかけても良いです。
久しぶりに肉吸いを作りましたが、間違いない美味さですね。
薄々お気づきかと思いますが、肉吸いは肉うどんのうどん抜きです(笑)
なので、肉うどんで食べても間違いない美味しさですよ。
余談なんですが、社食のメニューが肉うどんだったので注文。
提供された肉うどんは前日のメニューで残ったであろう豚ロースソテーが切って添えられていて、、
完全に肉うどんの口になっていた私、殺意を覚えましたね、本気(マジ)で
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