いや~毎日暑いですねぇ、北海道ニセコも例外ではなく暑いんですが、残念ながら今住んでいる会社の寮にエアコンは付いてません(涙)
私、過去にエアコン取付工事屋(家電設置)をしていた事があるのでエアコンを取り付けるのは朝飯前なんですが、今手元にエアコンを取付する為の工具がないので取り付け出来ないんですよ、、
エアコンをDIY(Do it yourself)で取り付け出来ないのかな?と疑問に思っている方、それこそDIYでエアコンを取り付けてみようと思っている方にエアコンの取り付けに必要な工具、工程なんかを紹介したいと思いますので参考にしてみて下さい。
エアコンの取り付けに必要な工具
DIYでエアコンを取り付けるにも工具が必要なんですが、エアコン取付に必要な工具をリストにしてみました。
- 振動ドリル
- 60-65Φコア
- +ドライバー
- -ドライバー
- カッターナイフ
- ニッパー
- ペンチ
- 六角(ヘキサ)
- 水平器
- フレアツール
- モンキーレンチx2
- 真空ポンプ
工具以外にも脚立、養生等が必要です。
配管セット(フレア加工済み)を利用するならば、フレアツールも必要ありません。
たぶん、5台位自分で取り付ける位じゃないと元は取れないのかな?と思います。
エアコン取付工具のイメージ出来ない方の為に上記で紹介したエアコン取付専用工具を何点か下記に商品リンク貼っておきます。
配管をフレア(ラッパ状)加工するフレアツール。
配管穴を開けるコア。
エアコン取付工程
エアコン取付に必要な工具を用意するのでDIYで取り付けを諦めた方もいると思いますが、それでも俺、私はエアコン取付してみよう!と思う方の為にエアコン取り付け方法を説明します。
背板の取り付け
エアコンの室内機は背板と呼ばれる板を壁に固定し、背板に室内機本体を引っ掛けて固定する方法が主流となっています。
背板の取り付けは壁の素材により使うビス等が変わってくるのですが、大体現在の住宅の内装の壁は石膏ボードとなっています。
石膏ボードは中空となっていますし、普通のビス等は効かない素材ですので、石膏ボード用のアンカーを使い背板を固定します。
また、室内機は水平に取り付けないと水分を受けるドレンパンからの水漏れの原因となるので水平器を用いて水平に取り付けます。
配管穴空け
背板を取り付けたら、背板の右側に配管穴位置のガイドが書いてありますので、その位置に穴を空けます。
今回は右出しでの場合の設置方法の説明です。左出しでの設置方法は割愛させていただきます。
外壁が開けやすい素材だったら振動ドリルなくても回転だけで穴を開ける事は可能です。

通常、室内機から配管は右後ろ側から出ているので背板を取り付けた右下部分に配管穴を空けます。
いきなり65パイで穴を開けるのではなくて、まず細いドリルで内装側から穴の中心を開け外壁を貫通させます。この細い穴が配管穴を開けるコアドリルのガイドとなります。その際に内装側から外壁側に少し勾配をつける感じで開けます。勾配をつけるのは配管にはドレンホースって水が通るホースがあるので水が流れやすくして水漏れを防ぐ為です。
コアを取り付け、ガイド穴に沿って配管穴(65パイ)を開けます。内装側は割と簡単に開く(石膏ボードの場合)ので回転だけで開けます。内装側が開けば中が中空になって先程開けたガイドの穴が外壁側に空いているのが見えます。
そのまま内装側からコアを突っ込んで外壁を開ける事も可能なんですが、めんどくさいんですが横着せずに外壁側に回り穴を開ける方が確実です。外壁側から勢いよく穴を開けると外壁の穴が開いた際に内装側にドリルが当たり穴が広がってしまう場合があるので、外壁側の穴が空きそうだなってタイミングで優しく内装を突き破らないように注意して作業しましょう!
穴を開ける前に穴を開ける箇所に筋交いや間柱などの障害物がないのか?確認する必要があります。
室内機に電線を接続。電線、配管、ドレンホースをまとめて化粧テープで巻く
室内機の前右側部分に電線を接続する部分がありますので、電源接続部の化粧パネルを取り、配管側後ろから電線を差し込み電線の被覆を剥き電線接続部に差し込み繋ぎます。電線を繋いだら化粧パネルを元に戻します。機種により電源の化粧パネルがない場合ありますが、配管右側位置から通すと本体前面側に電源接続位置はあると思うので詳しくは据付説明書を参照して下さい。
ほとんどのメーカーが電線は三心となっていますので、黒、白、赤が1.2.3とVA線(電線)を接続します。
エアコンの配管が室内機に寝ているので右後ろ側に持ち上げ、ドレンホース、繋いだ電線と一緒にビニールテープでまとめ、化粧テープ(コーテープ)を巻きます。
ちなみに化粧テープはコーテープと言う名称で、アイボリーが基本色ですが、茶色や黒なんかもあります。
非粘着タイプのコーテープは通常のテープを巻き方とは逆で、テープまとまりが下方向ではなく上方向にして(粘着テープで例えると粘着側が上方向に向いている)巻くことで引っ張りながらテンションをかけやすくなり密着させ綺麗に巻くことが出来ます。写真のイメージです。
配管を穴に通し、室内機を背板に引っ掛けて設置
配管穴に化粧テープでまとめた長い電線、配管、ドレンホースを配管穴に通して、背板に室内機を引っ掛けて設置します。
上部はほんと引っ掛けるだけです。下部はツメで引っ掛けたりビスで固定したりとメーカーによりマチマチです。電線だけが長い状態なので電線をうまくリードさせて配管穴に配管を誘導するのかがコツかな?
2人で作業すれば余裕のよっちゃん簡単だと思います。
エアコン取付方法を紹介記事を書いてみたところ、思わぬ長文となってしまいましたので、今回はここまでとし次回に続けます。
ここまでの作業ならば自分で(D.I.Y)でやれんことないかもしれませんが、次回に説明する作業から一気に難易度が増します。多分、自分で取り付けるん諦めよってなると思います。
本気(マジ)でエアコンを自分で取り付けようと思っている方は他のサイトやYouTubeで詳しく紹介されているのでそちらも参考にしてみて下さい。
次回に説明しますが、私は配管の加工するフレアツールを酷使しすぎて、いまだに手首をひねる動作をすると手首が痛みます、完全に職業病です、、
今は便利で電動フレアツールや電動工具対応品があるってどうでもエエ情報でした(笑)
工事不要のスポットクーラー買おうかな?と本気(マジ)検討中なんですが、北海道はお盆過ぎたら寒くなるので来年かな?
電動フレアツール、現役時代にあればなぁ、、
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