ホンダGROMブレーキフルード交換【右シュラウド取り外し方】

ホンダの原付二種GROMに乗っているんですが、先日にGROMの再リコールに出した際に前後ブレーキフルード交換もついでにお願いしようと思ったのですが、前後で5,000円程の見積もりだったので、自分で交換する事にしました。

ブレーキフルード交換


GROMにはセンタースタンドがないので、マスターシリンダーをなるべく水平にしたいので、メンテナンススタンドをかけます。

ブレーキフルード交換はセンタースタンドがなくてもハンドル右に切ったりで対応できると思います。


ホームセンターなんかで切り売りでホースが売っているので用意します。

見たらすぐにわかると思いますが、ブレーキキャリパー(パッド)付近にフルードバルブがあるので、キャップを外し、今回は8mmのメガネレンチをかけ、バルブにホースを繋ぎペットボトル等の受けにホースの先を入れます。


マスターシリンダーの蓋がネジ2本で止まっているので外すと、中にプラスチックとゴムの部品があるので外します。

ゴムの部品はダイヤフラムと言うそうです。細かい説明は割愛します。

新車で購入してから3年ほど無交換だったので、フルードが見事に変色し飴色になってますね。


ブレーキフルードは塗装なんかにダメージを与えるので、マスターシリンダー周りをウェスなんかで養生しておきます。万が一ブレーキフルードが溢れた場合も水ですぐに流せば大丈夫です。念のため近くに水を用意しておいた方が良いです。

1人で作業したので作業中の写真が撮れなかったのですが、ブレーキフルード交換のやり方は簡単です。

  1. まずはブレーキレバーを握り、握りっぱなしをキープ
  2. フルードバルブにかけたメガネレンチを緩める(反時計回り)
  3. ブレーキフルードがフルードバルブから排出され、ブレーキレバーの感覚がなくなるので、メガネレンチを締めます(時計回り)
  4. ブレーキレバーを緩めます。
  5. 1.からの繰り返し

完全に排出してしまうとエアを噛んだりでエア抜きが必要となるので、ある程度ブレーキフルードが排出できたら新しいブレーキフルードをマスターシリンダーに入れます。

ある時からチューブから排出されるフルードが飴色から新しいフルードの透明に変わるので、それを確認できたらフルードバルブを締めてチューブ、メガネレンチを外して、フルードバルブについているフルードをティッシュなんかでこよりを作って綺麗に拭き蓋をします。

マスターシリンダにLOWからHIGHの間にブレーキフルードを入れて、ダイヤフラム、プラスチックの蓋?、マスターシリンダーの蓋を締めれば作業の終了です。

GROMの前ブレーキのマスターシリンダーのHIGH表示が確認できず、少しフルードを入れ過ぎちゃいましたけど、、

念の為に作業後にブレーキフルード作業をした周りを水で流しました。


後輪のブレーキフルード交換も基本、前輪と同じです。ブレーキがフット式なのを手で押すところだけですかね?違う点といえば。心なしか、後輪の方がブレーキフルードが排出されるのが早い気がします。

GROMの後輪ブレーキのマスターシリンダーの蓋が、長いネジなので外しにくいので、マスタシリンダーを固定している10mmのボルトを緩めて作業した方がやりやすいのと、マスターシリンダー底のナットとの固定となっているので、そのナットがネジを締める時の上からのテンションで傾くので、下からナットを平行に抑えながらネジを締めないとネジが締まらないです。

GROMの右シュラウドの取り外し方

フルードの交換作業はそんなに難しい事はないのですが、GROMの後輪ブレーキのブレーキフルード交換には右側のシュラウドを外す必要があります。


GROMの右シュラウドを取り外すには、

  • ビス3本
  • プッシュリペット2本
  • 5mmヘキサボルト1本
  • カバー1個
  • 10mmボルト1本

を外します。


フロントフォーク側にビス1本、プッシュリペット1本。


シートを外した中に、ビス2本。


マフラー側のプッシュリペット1本。


カバーを5mmのヘキサボルト1本を外し、カバーを取ります。


カバーを取り外した中の10mmのボルト1本。

これらを外す事で、GROMの右側シュラフドを取り外すことが出来ます。

プッシュリペットは真ん中を押す事でピンが抜けて外せるんですが、マフラー側のプッシュリペットのピンが押しにくいので、細いL型ヘキサを使いました。

その際、真ん中のピンが中に落ちてしまいましたが、シュラウドを外した際に落ちてきました。

シュラウドの爪に注意


一回取り外せばわかるのですが、シュラウドには一箇所爪がかかってます。

上方向に引き上げながらシュラウドを取り外せば問題ないんですが、爪の存在を知らずにパワープレイでいくと、爪が折れるので注意が必要です。
GROMのシュラウドの爪、結構皆さん折ってます。

GROMブレーキフルード交換で使用した工具・道具


使用した工具は、

  • プラスドライバー#2
  • 8mmメガネレンチ
  • 5mmヘキサ
  • 小型L型ヘキサ
  • 10mmラチェット

8mmのメガネレンチだけ工具箱から出したんですが、他はFACOMの工具セットで済ませました。


このFACOMの工具セットがめちゃくちゃ便利で愛用してます。東京板橋にあるワールドインポートツールさんの広告の品で、確か、泣く子も黙る9,800円で購入しました。定価はめちゃくちゃ高いので、めっちゃお買い得でした。

使用した道具は、

  • ブレーキフルード
  • ホース
  • ペットボトル500ml
  • メンテナンススタンド

ブレーキフルードは以前にw650ってオートバイの前ブレーキフルードを交換(後輪はドラム)した際に残っていたもので足りました。
200mlなんですが、まだ残ってます。ブレーキフルードって思った以上に入ってないもんなんですね。

ホンダ純正ブレーキフルードを用意してたんですが、使わずでした。

ブレーキの効きを確かめる為にテスト走行へ行ってきました。その道が有名な国道(酷道)なんですが、また後日に記事にします。

【最大斜度37%・石畳】国道308号暗峠をGROMで走ってみた【大阪〜奈良・日本一の酷道】

2017年4月28日

 

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1975年生まれのスノーボード大好きおじさん スノーボード歴25年以上、釣り、ゴルフ、アウトドア、D.I.Y、料理、酒、バイク、、、趣味多数、、 大阪出身。恋愛、結婚を機に上京。東京での生活も10年そこそこの時の本厄の年、 ボーダ(境界性パーソナリティー障害)嫁のゲス不倫が原因での一方的離婚。最愛の息子と離れての生活を余儀なくされる、、 そんなこんなで、これからの人生の春を信じて奮闘中!!