先日、エアコンをDIYで取り付けるにはリスクが伴うのと取り付けする為には専用道具も必要で元を取るには数台取り付けしないと的な記事を2記事に分けて書きましたが、その続きではありませんが元エアコン工事屋だった私の経験を踏まえてエアコン工事屋ってどれくらい儲かるのか?を書きます。
エアコン工事屋ってどれくらいの稼ぎ?
エアコン工事屋ってどれくらい稼ぐのか?興味ありませんか?
私は元エアコン工事屋で最終的には独立とは違うのですが、友人と2シーズンほど起業しエアコン工事を請け負ってました。
まず結論から申し上げますと、そんな起業し工事を請け負っていた時の収入はエアコン繁忙期の夏シーズン3か月で経費を差し引いて1人約200万ほど稼ぎでした。
月収にすると約70万ですが、エアコン取付工事を請け負ってたのは先ほど申し上げた夏シーズンの3か月だけなので、毎月この稼ぎがあるわけではありません。
一昔のエアコン工事屋は夏の稼ぎだけで1年食べれると言われた時代もありましたが、今は事情が変わってきています。
エアコン取付工事って1台あたりいくら?
私がエアコン工事屋をやっていたのは15年以上前なので現在の単価はわかりませんが、エアコン取付工事って1台あたりどのくらいなのか?を私がエアコン取付工事をした時の単価を説明します。
私が最初にアルバイトで働いたエアコン取付工事屋さんは、エアコン取付工事1台につき約15,000円でした。
その当時はエアコン取付に必要な配管等の部材(配管セット)はお客さん持ちで量販店から支給されてました。
エアコン1台につき工事単価が15,000円と申しあげましたが、これは標準工事と呼ばれる配管4mで地面やベランダに室外機を置く時の場合です。
現場に行ってみて発生するコンセント交換や専用回路等の追加工事については直接お客様から料金を頂く事を直収と言います。直収に関しては量販店へのバックは不要ですのでまるまる収入となります。
下がり続けるエアコン取付工事費
私はその後、違う家電配送工事屋へ就職し最終的に起業したエアコン工事屋なんですが、年々工事単価が下がり続けます。
私が就職した家電配送工事屋でのエアコン標準工事の単価は11,500円程でした。この配送工事屋は量販店の配送センターだったので直接の取引の為、家電量販店へのバックは不要でした。
この会社でもエアコン取付に必要な配管や部材がセットになった配管セットが支給されてましたが、ある日を境に配管セットが支給されず、配管や部材は工事店持ちになります。
エアコン標準工事に必要な部材費は当時計算したのですが、約1,500円程だったと思います。
先にも書きましたが、友人と起業しエアコン取付時の工事費は部材工事店持ちの9,000円と、年々エアコン取付工事単価は下がり続けます。
現在のエアコン取付工事の単価は知りかねますが、当時悲惨だったのが引っ越し屋請負のエアコン取外し取り付け。ちょっと記憶が定かでないのですが、エアコン取外し1,500円、取り付け3,000円とかの世界でした。
もちろん、このエアコン取外しは引っ越し先で再び使う取外し工事です。
エアコン取付工事屋は夏だけめちゃくちゃ忙しく稼ぎます
エアコン取付工事屋、もちろん夏はめちゃくちゃ繁忙期、今年みたく猛暑を通り越し酷暑になればなるほど忙しくなります。
休みなんてもちろんありません(笑)私が友人とエアコン工事屋をしていた時は3か月1度も休まずに働いてました。
その反面で夏以外のシーズンはエアコン取付工事はほぼないので閑散期でめちゃくちゃ暇になると言いますか、仕事の請負先しだいでは仕事がなくなります。
私は家電の配送も兼用でしていたので、閑散期は主に冷蔵庫や洗濯機と言った家電の配送、TVの設置等をしてましたが、それでもエアコン工事がなくなるだけでめちゃくちゃ暇となります。
なので、当時私は冬のスノーシーズンは会社を休ませてもらい山に籠ってました。
今思えば、スノーボードで山に籠るにはうってつけの仕事だったのかな?と思います(笑)
夏に稼ぐアリ、冬は遊ぶキリギリスと言ったアリとキリギリス生活でした。
エアコン取付工事屋の求人を目にしますが、私が従事していた時より取り付け工事単価が上がっているとは思えないので、エアコン工事屋の現在の収入は想像にお任せします。
当たり前なんですが、エアコン工事はエアコンが効いていない場所での作業なので、ありえへん位汗だくになります。
どれだけ汗が出るのかな?と言うと脱いだシャツを絞ればぼとぼとと汗が絞り出せます。なので、私は現場ごとにインナー(シャツ)を着替えてました。
そんなに汗だくで仕事するもんですから、友人と起業時は部活動で使うジャグ?(水筒)を使ってますが、昼にはなくなるので、コンビニ等で水分を購入して補充してました。
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