無事、アルバイト先の北海道の最北の離島、礼文島に到着しました。
礼文島から発信するブログの1記事目は、大阪から礼文島までの道のりを書いてみたいと思います。
大阪から舞鶴港まで下道で
当たり前なんですが、礼文島は北海道なので北海道まで今回の相棒のホンダGROM(124cc)と行くには現実的に考えるとフェーリー1択となります。
関西方面から北海道のフェリーと言えば、新日本海フェリーの
- 舞鶴~小樽
- 敦賀~苫小牧
となるんですが、私のバイクは原付二種のGROMで高速道路を走行できないので、大阪から近い舞鶴を目指します。
新日本海フェリーは事前にネットで予約しておきました。
大阪から舞鶴まで下道で行くには、池田方面から能勢と173号線、27号線を走行。時間にして約3時間30分位でした。
フェリーの時間を考えると夕方に大阪を出発しても余裕で間に合うのですが、夜間走行より日中走行する方が安全だと思い、昼食後位の時間に大阪を出発しましたが、案の定、17時前に舞鶴のフェリー乗り場に到着してしまいました。
さすがに乗船手続きまで6時間位ありますので、最寄りの温泉施設の光の湯ってところで時間を潰す事にしました。
温泉施設は結局2時間位の滞在で、当分食べれないと思う吉野家の牛丼を食べ、フェリー内で食べるカップラーメン、おにぎりなんかをコンビニで調達し、フェリー乗り場で2時間位待っていたのでが、21時過ぎに舞鶴港に接岸するフェリーを見ていたら大迫力で、意外にも退屈しなかったです。

フェリー乗船
乗船手続きの時間になったので、車両待機場所で乗船の手続きをしてフェリーにバイクを載せます。
インターネット予約の場合、乗船券をプリントアウトする事で窓口での手続きは不要となります。
まだ5月末と言う事でライダーにはオフシーズンの北海道ですね、バイクの数も数えられる台数しかいませんでしたね。
事前情報では、新日本海フェリーはバイクに積載している荷物を降ろす必要があるとの事でしたが、特に係員からの指示もなかったのでシートに載せていた荷物は降ろさなくて大丈夫でした。
バイクを載せたら、客室へ向かいます。
予約した客室ツーリストSが最高でした
新日本海フェリーの舞鶴~小樽便の客室は上のグレードから、
- スイート
- デラックスA
- ステートB
- ツーリストS
- ツーリストA
とあるんですが、約20時間の船旅、少しでも快適に過ごせたらなと思い下から2番目のグレードの客室ツーリストSを予約したんですが、この選択は大正解でした。
完全な個室ではなく、入口は鍵がなくカーテンで覆われているだけなんですが、それでもツーリストAと比べると約6,000円の差額ならば、ツーリストSにした方が全然快適に過ごせると思います。
ツーリストSは14室しかないので、繁忙期はプレミアムチケットになる事は間違いないですね。
ベッドの足元にはTVがあります。

TVの音声を聞くにはヘッドホンが必要となります。フロントでヘッドホンは無料で借りることが出来ます。
ツーリストSの客室の照明のスイッチの場所がわかりにくいのですが、照明器具の下にスイッチがあります。
ツーリストAは



ツーリストAは一部屋に何台かのベッドがあり、互い違いの二段ベットとなってます。
カーテンはありますが、ツーリストSと比べるとプライベート感はないですね。
例えが悪いかもしれませんが、病室の大部屋みたいな感じですかね?
フェリー内の施設
舞鶴~小樽間、約20時間の船旅でしたが、フェリー内には色々な施設があるので、意外に暇を持て余すこともなく快適に過ごす事出来ました。


フェリー内計3F分フロアーが客室やレストラン等の施設となっていて、エントランスの階段やエレベーターで各階に移動する事が出来ます。
レストラン


今回利用した新日本海フェリーはまなすには食事がとれるのが、
- グリル(事前予約)
- レストラン(カフェテリア)
- カフェ(軽食)
の三か所となります。
値段は、思っているよりは良心的な価格設定だと思います。

小樽到着日の夕食にカフェテリアのレストランにて、ホエー豚ジンギスカン風@980円を頂きました。
味は、まぁ、想像通りのお味でした。
売店
売店もありますが、営業時間が意外に短いので注意が必要です。
お酒、つまみ、カップラーメン、雑誌、お菓子などなど、それなりに充実の商品ラインナップです。
酒のつまみに缶詰の焼き鳥を購入したのですが、箸をつけてもらえず、




とのやり取りでやっと箸が貰えました。ちょっと箸とかはコンビニと同じようにもらえない様なので、事前にコンビニなんかで貰っておいた方が良いですね。
自販機
売店が閉まっていても自販機でビールなんかは買う事が出来ます。
冷凍食品、セブンティーンアイスの自販機もあります。
値段もちょっとだけ割高ですが、まぁ許容範囲ですね。
給湯室

給湯室があり、熱湯が出るので、フェリー乗船前にコンビニなんかでカップラーメン等を買っておけば、食事代を節約できますね。
コーヒーなんか愛用される方はコーヒーなんかも容易しておくと良いと思います。
大浴場
フェリーには大浴場があります。
湯船の大きさもそれなりの大きさです。
日本海を見ながらの入浴はフェリーならでは醍醐味です。
ゲームセンター
ベタですが、ゲームセンターがあります。
これまたベタベタにエアホッケー完備です。
トイレ
ツーリストA、ツーリストSの客室はトイレは共用となります。
ウォシュレット完備ですが、若干便座の位置が高いので、違和感あります。
トイレ隣にはランドリーコーナーもあるので、航海中に洗濯する事も可能です。
映画上映、ビデオルーム


映画上映が2本ありましたが、マイナーなラインナップです。
ビデオルームがあって、DVDを見れるんですが、このDVDのラインナップもマイナーでして、利用者はほとんどいてませんでした。
甲板等
レストラン、カフェから甲板に出ることが出来ます。
甲板にはテーブルなんかも用意されてます。
甲板はとても気持ちよくて、甲板で飲むビール、最高に贅沢な時間です
甲板に出なくても、景色が見える席もあります。
キッズルームもあります

キッズルームもありますが、特に大した玩具なんかはないみたいですね。
小樽港着が21時頃と微妙な時間
そんなこんなでフェリーの施設が充実なので、快適に過ごす事ができ、定刻通りに小樽港に着きました。
が、小樽港に着いたのが21時頃と微妙な時間です。
バイクで走行するのは正直難しいかな?と判断し、小樽港近くの健康ランドで一泊する事にしました。
小樽温泉オスパ

入浴料850円
仮眠(深夜)料金1,200円
計2,050円にて宿泊する事が可能です。
キャンプ道具を積載していたので、寝袋と枕を持っていきました。
仮眠場所はレストラン営業終了後の座敷となっており、場所によってはコンセントもあります。
チェックアウトは8時30分だったかな?
朝風呂を浴びて6時前には小樽温泉オスパを出て稚内へ向かいました。
小樽~稚内まで下道で約400km
小樽から稚内までは下道で約400km程の距離となってます。
お尻に優しくないホンダGROM、
案の定、お尻が悲鳴をあげましたが、
私の中の天才策士があらわれました。
アウトドア用の枕のイスカノンスリップピローをシートに置いてみたところ、お尻痛はどこへやら。お尻のエアサスで稚内までホンダGROMで走り切りました。
400kmほどの距離でしたが、稚内に近づくにつれての海岸線の道路はほぼ一直線の信号レスなので、思った以上にペースがあがりました。
稚内から礼文島へハートランドフェリー
稚内から礼文島までのフェリーの最終便に間に合ったので、フェリーの乗船手続きをして礼文島へ。
料金は2等客室、GROMとで約4,800円(片道)ほどでした。
2等客室はこんな感じのところで過ごしました。
何席が座席もあります。
そんなこんなで礼文島に辿り着きました
礼文島にやってきました。
礼文島にやってきて数日が経過し、生活にも少し慣れてきたかな?
また、礼文島の様子なんかを当ブログで発信していければなと思っています。
wi-fiが常時繋がっておらず、ブログを更新するにはwi-fiの繋がるフェリーターミナルに行く必要があるので、ブログの更新頻度は落ちると思いますが、また気長に更新をお待ちください。
今のところ言えるのは、
礼文島、最高です。本当に人生の楽園だと思えます。
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