礼文島にGROMで向かう予定なので最近マメにメンテナンスしてます。
GROMを全然乗ってなくて、走行距離も約1,500km程なんです。
なのでオイル交換は1年に1回してるんですが、ちょうど前回の交換から1年が過ぎたので交換する事にしました。
廃オイル受けを用意します。
廃オイル受け使い捨ての市販品ありますが、買う必要はないと思います。廃オイルは自治体にもよりますが、一般家庭ゴミとして捨てれます。
どうせ捨てるんですから、廃オイル受けは適当な100均の洗面器なんかにビニール袋をかぶせて、トイレットペーパーなんか入れとけば良いと思います。
今回はamazonの箱がちょうど良いサイズだったので切って浅い箱にしてスーパーのビニール袋をかぶせて、amazonの梱包用紙を入れました。オールゴミのオイル受けです(笑)
フィラーキャップを外すと噂の乳化
私はメンテナンススタンドを持っているのでかけています。メンテナンススタンドなくてもGROMのオイル交換は可能です。
オイルが温まった方が抜けやすいので、アイドリングで数分の暖機運転しておきます。
フィラーキャップを外した方がオイルが抜けやすいので、フィラーキャップを外すと!!
出た!!GROM乗りの間で有名なオイルの乳化です。
私は何回かGROMのオイル交換をしてますが、乳化は初体験です。
車体下の17mmオイルドレンボルトを外します
車体下の17mmオイルドレンボルトを外します。場所はマフラーのエキパイのすぐ横あたりです。
ラチェット、17mmソケット、エクステンションバー(ショート)。
オイルドレンボルトはそこそこのトルクがかかっているので、久しぶりに工具を工具箱から出しました。最近は横着してFACOMの小型ツールセットばかり使ってましたから(笑)
緩める方向は反時計回しです。
工具で緩めたら手で緩めるこ事が出来ます。その際、少しボルトを押しながら緩める事でオイルで手が汚れるのを最小限に抑えれると思いますが、結局のところ絶対に手にオイルがつきます。
オイルを抜きます
オイルドレンボルトを抜いたら、オイルが排出されます。
最初、勢い良くオイルが出てきますが、徐々に出が悪くなってきます。その際、エンジンを数秒かける事でオイルの排出が良くなります。
最後はポタポタと一滴、一滴とオイルが落ちて行きます。オイルを完全に抜く事は無理なのである程度抜けたらオイルドレンボルトを締めます。
ドレンボルトに新しいドレンワッシャを取り付け締めます
必ず、新しいドレンワッシャーを使用しましょう。ドレンワッシャーが潰れる事でパッキンとなります。
なのでドレンワッシャーの再利用はおすすめしません。高くても数百円の部品をケチってオイル漏れとなれば元も子もないです。
オイルドレンボルトに新しいドレンワッシャーを付けて最初は手で締めてから最後に工具で増し締めします。
締め付けトルクが決まっているのでトルクレンチを使う事を推奨したいのですが、この辺のトルク管理は手ルクレンチになっちゃいますね。
感覚的にはドレンワッシャーが潰れたかな?位のトルクです。
規定量の新しいオイルを入れます。
規定量の新しいオイルをフィラーキャップを外した口から入れます。
GROMのオイル交換の規定量は0.9リットルです。オイル量を測るのにオイルジョッキがあると正確なオイル量を測る事が出来るのとオイルを入れやすいです。
新しいオイルを入れたら、少しアイドリングさせます。
フィラーキャップ兼オイルゲージとなっているので、フィラーキャップを抜き一度ウェス等で拭き、再度差し込み抜いて、オイル量をゲージで確認します。問題なければオイル交換作業の完了です。
手元にパーツクリーナーがなくて私は使ってませんが、オイルなんかで汚れた箇所にはパーツクリーナー等を吹きかけると綺麗に落ちます。
まとめ
GROMのオイル交換方法は他の方のブログなんかで山の様に紹介されてますので、わざわざ新たに記事を書くほどのことではないんですが、意外にGROMメンテナンス記事が需要があるみたいなので書いてみました。
オイル交換はバイクメンテナンスでは一番簡単な部類ですし、GROMの場合は工具も17mmのレンチ等だけあれば出来るので、メンテナンスビギナーの方は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
オイル交換後に少し走ってみました。オイル交換だけでこれだけ変わるものなんかと実感する程にエンジンのレスポンスが良くなりました。
乳化したオイルは早めに交換した方が良いみたいですね。
最新情報をお届けします
Twitter でマツカタをフォローしよう!
Follow @matsukataweb
コメントを残す