先日、職場の同僚がパウダーボードを購入したのですが、バインディングがまだ付いていなくて、
そんなサロモンSALOMON DISTRICTディストリクトが届いたので、同僚のパウダーボードに取り付けます。
スノーボードのバインディングは+ドライバーさえあれば取り付け可能なので、自分で取り付けしたい方の参考になればと思います。
19/20SALOMON DISTRICTサロモン ディストリクト
サロモンのディストリクトってモデルはSHADOW FITシリーズとなってまして、ヒールカップって部分が樹脂で出来ており、足首の自由度が高いので一度履いたらわかるのですが、もう他のバインは履けなくなってしまいます。
当サイトではバインディングの事をバインと省略して呼ばせて頂きます。
昨年18-19モデルにSHADOW FITシリーズはフルモデルチェンジしたので昨年18-19モデルDISTRICTを探しましたが、見つからずに今季19-20モデルとなりました。
私もSHADOW FITシリーズのホログラムを使用しているのですが、ディストリクトの方がホログラムよりもフレックスが柔らかいのでパウダーボードに合うと思いチョイス!
バインディングの取り付け、調整の仕方
では、サロモンのディストリクトでのバインの取り付け方を説明していきますが、基本的には他メーカーでも同じやり方です。
ガスペダルの調整
仮でまず取り付けるバインにブーツを置き、つま先のはみ出る部分を調整します。
今回の場合だとつま先の方がはみ出方が多いので、ガスペダルって部分を調整して、つま先のはみ出し部分を調整します。
ディストリクトの場合はデッキ部分を持ち上げ、
バインの裏側から、
ガスペダルを引き揚げて調整します。
ディストリクトの場合、ガスペダルは3段階調整する事が出来ます。今回は最大に引き揚げました。
ガスペダルの調整でつま先部分のはみ出しが部分が少なくなりました。
自分でバインを取り付けている方で、このガスペダルが調整出来ていない事が多いです。このガスペダルをきちんと調整してあげる事で、つま先側(トゥ)が踏みやすくなります。
ベースプレート取り付け、角度調整
スノーボードの板にはバインを取り付けるネジ穴が開いています。
ディストリクトはCHANNELシステム、3Dにも対応しています。
今回は4×4システムでのベースプレートの取り付け方法です。
バインを板に仮止めし、
ブーツをセットしブーツが板に対してセンターになるように調整します。
センターが決まったら、角度を決めてディスクプレートを+ドライバーで板に固定します。
+の溝の大きさによってドライバーにもサイズがあるのですが、スノーボードのバインのビスはほぼ#3ってサイズになっています。
大体、スノーボードの板にはメーカーが推奨するスタンス幅が書いてあるのですが、推奨スタンスが書いてなかったので中古ボードなので、前回取り付けてあった所と同じホール(ビス穴)に取り付けました。
今回、ブーツサイズ27.0cm(サロモン)とディストリクトMサイズの組み合わせではブーツは板に対してセンターから後ろの位置になるようにディスクプレートのビス穴を縦に使いバイン取り付け位置を調整しています。
反対側も同様に取り付けバインをボードに固定する事が出来ました。
ハイバックのローテーション調整
バインを取り付けた状態では、かかと側のエッジに対して、ハイバックの位置が斜めなので、なるべくハイバックの位置をかかと側のエッジに対して平行にしたいので、調整します。
バイン左右にハイバックのローテーション調整ネジがあるので緩めてハイバックのローテーション調整します。
調整できたら、ネジを締めて固定します。
写真が反対位置になってしまいましたが、調整前と比べるとかかと側のエッジに対して平行になりましたね。
このハイバックのローテーション調整も出来ていない方が多いです。調整することで反応がよりダイレクトになります。
この辺は好みなので、あえて調整しない人もいます。
今回は12°、-12°との角度セッティングなので、左右共にハイバックのローテーションを調整しています。
フォワードリーンの調整
フォワードリーンと言って、ハイバックを倒して、よりかかと側のエッジに乗れるように調整できるのですが、ディストリクトにはフォワードの調整が出来ないのと、フォワードを調整する方はそこそこスノーボードが滑れる方なので、自分でバインディングを取り付けは出来るかと思います。
初心者の方はフォワードは調整しなくて良いと思います。
フォワードも調整できますよ的な説明だけさせて頂きました。
フォワードを入れると、ものすごく滑りにくくなりますが、ハーフパイプ(ほぼ氷)なんかでしっかりとエッジをかけないといけない場合に調整する事があります。
ストラップの調整
取り付けたバインにブーツを置いて、ストラップをつけて固定します。
なるべくストラップの中心部分でブーツを固定したいので、バインのストラップ調整のネジを緩めて調整します。
大体、真ん中かな?ストラップの長さは簡単に調整できますので、実際にブーツを履いてバインに固定した時に微調整していきます。
古いバインなどはその限りではないのですが、写真の位置に取り付けた方がよりブーツが固定されます。
後足も同様に作業したら、バインの取り付けの完了です。
どうですか?スノーボードのバインって取り付け簡単でしょう?
是非、チャレンジしてみたり、調整したりしてみて下さい。
UMLAUT ARTRIDE ASYMとSALOMON DISTRICTの組み合わせ
- ボード:18-19 UMLAUT ARTRIDE ASYM
- バイン:19-20 SALOMON DISTRICT
- ブーツ:17-18 SALOMON SYNAPS WIDE JP
UMLAUT ARTRIDE ASYMのパウダー性能とやらを!
にしても、いかつい形状の板ですね(笑)
パウダーでは非常に楽しそうです。
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