先日、アルミ缶2つで作ったアルコールストーブなんですが、ダイレクトに鍋なんかを置くと酸素供給不足となり火が消えちゃいます。
では、どうすれば良いのか?五徳があれば火が消える事がないみたいです。アルコールストーブ用の五徳なんか売ってるんですが、ダダの材料で作ったアルミ缶アルコールストーブなので、なるべく安上がりな方法でと思い五徳を自作してみました。
厚紙で完成イメージと型を作成
作りかけのアルミ缶アルコールストーブがあったので、その現物合わせで厚紙で完成イメージを形を作ってみました。
手元にあった厚紙がトイレットペーパーの芯(笑)
色々考えて、5徳の足が接地するイメージで考えました。
Illustratorで設計図を描きプリントアウト
出来た厚紙の型を使っても良いのですが、簡単な形なので寸法を計測してIllustratorで設計図を描きました。
今回作った五徳の設計図と言うほどの物じゃありませんが、PDFファイルがあるので良ければご自由にお使い下さい。
プリンター設定で原寸通りサイズで印刷する事で厚紙の型と同寸法でプリントアウトする事が出来ると思います。
アルミ板0.5mmを材料にしました
100均のダイソーに1mm厚のアルミ板が売ってるそうなんですが、見当たりませんでした。ついでに買おうと思ったダイソーのコンパスカッターも見当たらず、、
仕方がないのでホームセンターコーナンにて0.5mm厚のアルミ板を購入しました。値段は約350円程でした。
1mm厚と悩んだのですが、加工のしやすさで今回は0.5mm厚を選択しました。
カッターナイフでアルミ板を切ります
アルミ板に設計図を当ててカットする線を書きました。小さいペンがなくて写真では線が太すぎですので、なるべく細い線を書いた方が良いです。
厚みのあるアルミ板は無理ですが、今回の0.5mm厚のアルミ板ならばカッターナイフでアルミの板を切る事が出来るみたいなので、カッターを使ってアルミ板を切ります。金切りハサミなんかでも0.5mmのアルミ板なら切れると思います。
アルミ板にカットするラインに定規を当て、カッターナイフで何度が切っていると溝が出来ます。
今回はデザインカッターを使いましたが、大型のカッターナイフを使う方が良いと思います。
ある程度溝ができるとアルミ板を曲げたり戻したりを繰り返すとカッターナイフで入れた溝のラインでアルミ板が切れました。
今回は同様なパーツが2つ必要なので、最初に切ったパーツを型にしてもう1つ切り出しました。
さすがにカッターナイフだけだとしんどくなってきたのでニッパーも使いました。
型通りにアルミ板をカットできたので、パーツ真ん中に1つは上方向、1つは下方向とクロスさせる為の溝を切りました。
出来たパーツの角なんかが鋭利で危ないのでヤスリで丸めました。
アルミ板での五徳の完成
五徳が出来たので、アルミ缶アルコールストーブに置いてみました。
五徳の足を接地させる設計のはずが、、
作りかけのアルコールストーブをベースに型を作ったのがマズかったみたいで誤差(-5mm程)が出てしまいました。
気を取り直して、アルミ缶アルコールストーブに五徳を置き、クッカーを置いてみました。
少し安定感に欠けますが、この感じだと問題なさそうですね。
まとめ
今回、アルミ缶アルコールストーブ用の五徳を自作してみましたが、0.5mmのアルミ板では少し薄いかな?もう少し厚みのあるアルミ板で作った方が良いのかなと思います。
出来た五徳に穴を開けて肉抜きする予定でしたが、板が薄いので強度を考え断念しました。
アルミ板の材料はまだ余っていて、あと3セットは作れそうなので今回の失敗を糧に次回はもう少しええ感じで作れると思います。
追記:後日に改良版を作りました
後日に現物あわせで改良版を作ってみたところ、思い通りの五徳が出来ました。足がきちんと接地してます。
設計図からの変更箇所は、
- 足の部分の延長
- 缶の縁にかかる溝を深くし、内側を斜めにカット
ちょっと雑な出来ですが、だいたい思い通りの五徳が出来ました。
この形を0.5mm厚のアルミ板ではなく、もう少し厚目で作れたら良いですね。
改良版の設計図も作りましたので、良ければ参考にお使い下さい。
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